RAMAR活動休止!! 緊急対談/其の一『酒井悠介 VS 滝沢光一』

『RAMAR活動休止!! 緊急対談』第一弾は、2002年よりサポートメンバーとしRAMARに参加。そして2004年に正式メンバーとなり、現メンバー・歴代のメンバーの在籍年数を数えても一番長い、Vo.酒井とは一番古い付き合いである「タッキー」事、Dr.滝沢光一。活動休止の発表から一週間…現在の心境を直撃!!


 
一番長い付き合い 〜酒井とタッキーとの出会い〜
 
酒井(以下S):滝沢さん、どうも(笑)。
滝沢(以下T):初めまして(笑)。
S:今日は<酒井VS 滝沢>ということで。
T:決闘ですね、決闘(笑)
S:そうです(笑)。タッキーと僕との出会いは,黄色(※マキシシングル「あの丘の向こう」)の前だから。。2002年くらいか。9年?10年?現在のメンバーの中で一番長い付き合いですね。
T:(その当時ギターだった)岡ちゃんの紹介だったよね。
S:そう、新宿の東口のコーヒー屋さんで初めて会って。
T:全然覚えてない(笑)でもたしかあの時俺ロックやってなかったんだよね。眼鏡かけて髪の毛ももじゃもじゃで、レゲエバンドやってた。今より8キロ太ってた(笑)。
S:すごい年上の人に見えたんだよね。同じ年だって聞いてビックリした。
一緒にやるごとに若返っていったよね。
T:凄い苦労してたんだよ、あの時期は(笑)。
 
実はハイパーマニアに加入するかもしれなかった!?
〜RAMARとタッキー〜
 
S:タッキーはね、RAMARの前に実はハイパーマニアに入るかも知れなかったきっかけがあるんですよね。
T:そうそう。当時通っていた専門学校で、何でもいいからオーディション受けようって思ってひたすら紹介してもらってた時期があって。その時に「これ来てるから」ってデモ渡されて、履歴書書いて写真つけて送ったんですよ。ハイパーマニアに(笑)。そしたら書類選考で落とされたんですよ!(笑)
S:全然知らなかった(笑)。そのころエクスタシー(レコード)にいて、事務所の人とリーダーでそういうことは色々とやっていて、、
T:金髪の長髪だったからかな。。。?学生の頃はヘヴィメタニイちゃんだったんで(笑)。学校卒業してからいろいろと変わっていった。
S:落とされたのきっかけで(笑)?
T:いや、違う(笑)オーディションで受かったバンドがいわゆる中央線沿線バンドで、金髪でロンゲってのはちょっとないだろう、みたいな。そこから路線変更して。メタルニイちゃんを卒業し,2バスをやめてワンタムになり、、、渋い路線を歩き始めましたね。
S:それから暫くのときを経て改めて出会って、、、初めてリハに入ったときの印象、すごい良かったですよ。
T: お世辞(笑)?でも、あんときなんて、おれ5年ぶりくらいに8ビート叩いたんだよね。会ってすぐレコーディングで。。。
S:「あの丘の向こう」の収録曲「Boys&Girls」の速い8ビートで、タッキーが凄い苦労してたのを覚えてる。でも、その当時の事務所に人に聴かせたら、タッキー凄い気に入られていたよ。
T:お世辞(笑)。でもRAMAR始めてから8ビートのロックにまた戻ったんだけど、大変だったよ。手が痛くて(笑)。
 
タッキーは<活動休止>を止める存在
 
S:まだタッキーがサポート参加だった頃、僕の故郷青森での凱旋ワンマンがあって。それが終わって東京に戻ったら岡ちゃん(Gt;岡本)、そのあとてっつぁん(Ba;丸山哲央)が抜けるっていう話になって、、、ずっと一緒に曲を作ってきたいいパートナーだと思っていたメンバーだったから、どうしようかって初めて考えたんだよね、活動休止とか、解散とか。その時タッキーがそれを止めてくれた。
T:うん。CDを出したばっかりだったのにそういうことがあって、あまりレコ発ライブとかツアーとかやらなかったから、、、当時はまだサポートで、おれを誘ってくれた人もギャラのこととかを気にしてくれてたんだけども、そんなことではなく、とにかくCDをいろんな人に聴いてもらえるように活動しようよって。
S:かっこいい(笑)!
T:そう、おれはカッコいいんだよ(笑)!
S:まあ、それでタッキーが鼓舞してくれて、続けようという雰囲気にはなったんだけど、まだサポートだったタッキーはその時期アニメのタイアップの話があった別バンドのオーディションを受けてたんだよね。それにもしタッキーが受かってそっちをやるって話になったら、俺はやはりやめようと思ってた。
T:でも落ちた(笑)。すごい変拍子の多いプログレバンドで、完奏できたのは俺だけだったんだけど、それでも落ちたって事はやはりビジュアルが良くなかったのかな。。。(笑)

S:(笑)なにはともあれ、この時期を最初として、何回か活動休止の危機はあったんだけど、タッキーはそれを止める存在だったよね。「酒井くんにはまだやれる事がたくさんある」って言って。
でも、今回は止めなかったよね?俺が完成したってことを認めてくれたって事なのかな(笑)?
T:いや元々認めてないわけではないけど(笑)。うーん、何というかね、たまには休む事もあっていいんじゃないかって今回は思ったんだよね。今まで休んだ事ってなかったじゃない?ずーっとやってきてるから、客観的に見れる時間も必要かなっていう。
S:まあね。。。メンバーチェンジで一ヶ月ライブが無い、とかってことはあったけど、なんだかんだ言ってハイパーからずっとだから、18年かな。。。
T:酒井くんもそうだと思うし、おれもそうなんだよね。RAMARに入る前からずーっとやり続けているから、ストイックにやり続けるっていうことにちょっと疲れたっていうのもあるし。俺も何かそう言う気持ちが無かったわけではないっていうのもあって。。。9年だからね。こんなに長くやり続けるとは思わなかった。
 
休むのって、たまにはいいと思うよ。
 
S:みんな年も近いし、いろんなことを話せるメンバーだったし、俺的にも今やってるメンバーで誰かが言い出したら〜まあ今回は俺が言い出したわけですけど〜休むなりなんなりしようとは思ってましたからね。
T:休むのってたまにはいいと思うよ。
前は毎日ドラムを練習していたけど、休むようになってからの方がひとからいいって言われる事が増えたもの。
S:テニスをやるようになってからの方が(笑)話それますが、最近テニスは週に何回、ドラムは週に何回くらい練習入ってるの?
T:テニスは週に3回、ドラムは月に2回(笑)。
S:(笑)休む事は重要だよね。でも、タッキーの明らかな変化としては、そういう休むとかっていうのもあるかもしれないけど、年々ドラムプレイがラフになって行くよね?
T:あ〜、ユルいよね、最近は(笑)。でもそれが同年代にも先輩にも、ほめられることが多い。昔はとにかくきっちり練習したね。それをそのまま(RECでもライブでも)やる、という。
 
人間臭くて、一番ラフで、一番ロックっぽい。
 
S:さてさて、そんな変化を経た滝沢さん、今回のアルバムでのドラムというのはどうですか?
T:ドラムという視点で行くと、一番ラフかもしれないですね。今回のものは。昔だったら良くも悪くもOKテイクにしなかったかも。
あと準備しないで、変に固定観念持たずにやってみようと言うことでやったから、、、やり始めてから、イメージしたものが叩けない、じゃあもう一回、みたいな感じでやりましたね。すごく人間臭いと思う。
S:一番ロックっぽいよね。
T:昔はきっちりやってきた事というのが自分の支えになってきたのだけど、その支えがなくなって、(プレイしていて)どうしていいかよくわからない時がある。完成型がみえない。
S:でもそれが、スリリングと言うか、聴いている方も予測のつかない、いい意味で期待を裏切られるいい演奏になっているのかもね。
 
ツアーは、意気込まない(笑)。
 
S:まあそんな具合にラフになって、っていうのでいい感じでツアーも行けるんじゃないですかね?滝沢さんはまたテニスラケットとか持って行く感じ?
T:(笑)テニスも週四日とかやってたときより、あまりやらなくなってからの方が調子良くなってきてて、、やっぱやり過ぎがダメなんだね、俺って。ドラムも、テニスも。
S:テニスやったおかげで、ドラムに関して体力的には前よりもつようになったりしてるの?
T:そうだね。体力もそうだし、気持ち的にも。。。楽しめるようになったよね、ドラムを。昔は義務だったけど。ホントに義務だったよ。全然練習したくないときでも普通に毎日練習してたし。あの頃の音源を聞くとたしかにかっちりしていて正確なんだけど。。。今の方がノリが大きいね。ライブでもそう。
S:今回のツアーの意気込みを一つ。
T:<意気込み>というか、、、意気込まない(笑)。気楽に。意気込まない方がいいんだよ、俺みたいな人は。

S:応援してくれる皆に、なにかメッセージ的なものを一つ。
T:まあ、解散するわけじゃなくて、とりあえずお休みという事なんで。。お休み前にライブを観てもらって、いつかわからないけどお休み後にまたやることになった時に、音楽的な所よりも人間的に成長した部分を見せられたらいいなと。
そういう感覚でライブを観て欲しいですね。
のこり三本、気負わず、最後とか思わず、頑張らない。

S:何も考えてないときの方が、タッキーはいいんだよね、本当に。
。。。活動休止後もホームページは残っているので、テニスでプロ戦に出るとかあったら告知するので教えてね。

T:考えないときの方が良いって言われるのも複雑な気分だけど。。。(笑)